2005年07月17日
健康と環境に配慮した住設選び 第2話
★ 健康と環境に配慮した住設選び 第2話 ★
≪ シックハウスってなんだ? その2 ≫
こんにちは! 懲りずに今日も見に来てくれましたね!
ちゃんと、きのうの宿題はやってきてくれましたか!?
よろしい、・・・ゴッホン(笑) では今日も始めましょう!
特に今日は文ばっかしですから寝ないようにっ(笑)
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
さて、、(財)住宅リフォーム・紛争処理支援センター発行の
「シックハウス相談回答マニュアル 2004年」によれば、
シックハウス症候群とは〜中略〜症状が多様で、症状発生の仕組
みをはじめ未解明な部分が多く、また様々な複合要因が考えられ
ることから、この症状を「シックハウス症候群」と呼んでいる。
またシックハウス症候群が発症したした人の居住する住宅や化学
物質濃度の高い家を「シックハウス」と呼び・・・
これらを総称して「シックハウス問題」ということが多い。
・・・と書いてありましたよね?
で、これも今回のお題、「シックハウスってなんだ?」のひとつの答え
には違いないのでしょう。
ただ同マニュアルで不思議なのは、シックハウス症候群と化学
物質過敏症の違いを聞かれた時の答えです・・・
シックハウス症候群は原因となる住宅を離れることで、のどの刺激
・痛みや頭痛・集中力困難などといった症状が消えてしまうが、
化学物質過敏症は微量でも原因となる化学物質に触れると症状が
出る場合があるといわれている。
違うと明言してるわりには、わかったようなわからないような妙な
説明に僕には思えます。
この解説、よくよく考えるとすごく変ですが、あえてそのことをいま
深く言及するのは意味がないので止めときましょう。
前回の冒頭で、「建築関係者でも正確な答えに苦しむ」と言った
のはこのへんで、症状や原因・仕組みも曖昧で、言葉の定義すら
曖昧なんですから、苦しむのは無理もないわけです(笑)
− − − − − − − − − − −− − − − − − − − −
むしろ僕がここで問題に思えるのは、シックハウス症候群が、
「居住に起因するVOC(揮発性有機化合物)による健康障害」
という狭い意味で扱われている点です。
※VOC(Volatile Organic Compounds)
おそらく皆さんが知っているシックハウスの意味も、この狭義の
扱い(化学物質過敏症を含めた扱い)のことだと思います。
欧米諸国に比べ、特に日本ではホルムアルデヒドを主たる原因
とした化学物質過敏症が社会問題化したためこのような解釈に
なったようです。(シックハウス症候群は日本だけの造語で欧米
ではシックビルディング症候群という呼び方をされています。)
結局、シックハウス症候群の言葉の定義は公的機関で正式に
されているわけではないようですし、その事をとやかく言うつもり
もありません・・・ これはもっと時間が必要でしょうから。
なかにはシックハウス問題=(イコール)化学物質過敏症の問題と
短絡的な捉えかたをされてるような人もみられます。
ここで注意してほしいのは、建築物に起因する健康障害は
なにも化学物質過敏症だけではない、ということです。
ですから広義の意味でシックハウス問題を語るなら・・・
「建築物に起因する様々な直接的及び間接的な健康障害」
ということになろうかと思います。
今後この連載では、このスタンスで話しを進めてゆくことにします。
じゃあ他にはどんな健康障害があるの?ってことを次回以降に
詳しく紹介してゆきましょう。
このへんは住設に直接関連づけるのが難しいのですが、
これを学ばずには先に進めませんので辛抱して下さいね。
次回につづく・・・
このサイト&リンクはすごいです⇒化学物質過敏症 支援センター
ちなみに「シックハウス症候群」を医学的な見地から説明すると、
『医学的に確立した単一の疾病ではなく、居住者の健康を維持する
という観点から問題のある住宅において見られる健康障害の総称』
という解釈が優勢のようです。
この記事へのトラックバックURL
定義自体が良く分からない・・・。
どちらにしても原因物質は同じなんですよね?
シックハウスのことは必ず頭の片隅に置くようにしています。
これから詳細の打ち合わせが入ってくると思うので、建材1つ1つをよく確認していきたいと思います。
教えていただいたマニュアル、必要箇所のみプリントアウトしてみました。
知っていることもありますが、やはり知らないことが多いですね。
今、赤線引きながら読んでいます!
日本での公式な定義はまだ確定するに至っていません。
大勢いる専門家達だって早く確定したいはずなんですが、それができないわけです。
ただ、化学物質過敏症は「非アレルギー性の過敏状態になる病気」で原因は住居だけに限りませんし、
S.H.症候群のほうは「住居が原因の様々な健康障害の総称」で、ある意味このふたつはかぶる部分がある。
・・・というのが僕の解釈です。
赤線引きながらですか! 素晴しい学習意欲です!
でも忘れないで下さい、一番頼りになるのは自分の「センサー」です。
