2005年09月29日
TOTO キッチン キュイジアの巻 第7話
≪住まいのショールーム★調査隊 : 出動ファイルNo.17≫
★ TOTO キュイジア の巻 第7話 ★
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ナベ:いや〜カウンターではかなりヒートアップしちゃいましたが
カウンターつながりで今度はシンクにいきましょう。
博士、どうぞお手柔らかにね(笑)
博士:み、水っ!
こちらが新技術『ラクピカコート』のフレックスシンクです。
ナベ:これです、クリナップの「スーパーサイレントe-シンク」に
対抗できる新しいシンクは。 あちらが今年4月に業界初
と言ってリリースしましたから、ちょい遅れて業界2番目・・・
でもTOTO自称業界初、両社とも特許を申請しています。
博士:シンクの形状=フレックスシンクは従来からとほとんど
変わらないわね、自慢の角型シンク一体成形の排水口
の中の形が少し変わった程度かしら。
ナベ:そのようですね、静音設計やわんトラップレス、そして
業界初の水栓一体型シンクである点も変わりません。
ちなみにスペースアップシンクのほうもラクピカコート
仕様になりました。
博士:もともとお手入れしやすいシンクが、いっそうラクラクに
なったってわけね。 言うことないじゃない!?
ナベ:おまけに劇的に傷も付きにくくなって、クリナップのいう
「次世代シンク」の基準を満たしてることになります。
博士:どちらもセラミック系特殊コーティングがしてあって汚れ
や傷に強いのが売りね。 たしかクリナップのほうは表面に
特殊なエンボス加工がしてあった筈だけど・・・
ナベ:そうです、すごく小さい球面のエンボス加工がしてあって、
陶器などで擦れても、球の頂点だけにしか触れないので
傷が目立ちにくい構造でしたね。
博士:対してTOTOは表面に見えない程のフッ素粒子がくっつ
いていて、そのクッション性で傷が付き難くなってるのよ。
ナベ:ハァ〜そうなんですか、ボクはてっきり普通のコーティングが
してあるだけだと思ってました。 だって見た目は全く普通の
ステンレスシンクですもんね。
博士:普通のステンと比べちゃうと多少曇ってる感じがするけど、
良く見るとエンボスがわかるクリナップに比べて、段違いに
表面はフラットでキレイよね。
ナベ:ここでもやはりキーワードのキレイが出ましたね。確かに
クリナップのはややボツボツ感がありましたけど、決して
キレイじゃないなんてことありませんよ。 逆にあのボツボツ
が、タフな感じがしてボクには頼もしい感じがしました。
博士:推測だけど、傷に対してのタフさはクリナップに軍配が上が
る感じね。 物理的に球面加工してあるほうが目立たない
ハズだもの。
ナベ:実際クリナップでやっていたデモストレーションでは、お茶碗
の裏でゴシゴシやっても平気でしたからね。
博士:さすがにTOTOはそこまでできないでしょ。 だけどタフさでは
一歩譲ったとしても、奥行きのある作業空間の広さや、
曲線がキレイな水栓がそろっている点ではフレックスシンク
が優勢ね。
ナベ:そもそもキュイジアには美しいシンクが不可欠なんだと・・・
博士:そういうこと・・・ このシンク、他社には決して見られない
デザインだし、お手入れもしやすそう、それに排水口だって
クリーンシステムとかって工夫されてるでしょ?
だから私も最初はすごくいいな〜って思ってたの。
でもね・・・
ナベ:おっ、「でもね」なんですか?
お願いしますのでお手柔らかにっ(笑)
次回に続く!
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ナベ隊員、いつでも質問どうぞーのお言葉に甘えて
プチ質問。
昨日のコメントで・・・
>推測ですがレガセスなどでは
エンドパネルが入る比率は下がるのでは?・・・・と思ったりもします。
とありますが、これはなぜゆえに?
たいていの場合、エンドパネルをつけて見積もりしてきますよね。
これも非常に気になる!!
次回(来週)のお楽しみということで(笑)
エンドパネルの件ですね?了解です。
SRで見積りをとるとたいていエンドパネルをみてくることが多いでしょうね。
でも量産機などの場合、当初から工務店などの標準仕様になっているケースも多く、
その場合はエンドパネルはOP扱いというわけです。
ただの化粧パネルにしては結構しますからね。
キッチンにあまりこだわりの無いお施主様の場合など、
そのまま最後まで特に追加なしでいくケースもあるし、
扉カラーが明るい系統だととくに違和感もないので(異論はあるかも)。
また違うケースだと、台所スペースがミニマムでエンドパネルの厚みさえも
通路の確保に影響を与える場合があり、いれたくても入れられないなんてことも。
もっというと・・・
長くなるのでこのへんで(笑)
とにかくナベ隊員的にはエンドパネルはさほど積極的にお薦めする部材ではないのです・・・
調理中網かごが目詰まりして
排水が悪くなりそうな気がします。
夫が料理すると生ゴミは全部シンクに落とすのでちょっと気になりました。
TOTOも頑張ってますねえ。
シンクの排水溝がステンレスなのはやっぱりいいなーと思います。
クリナップのスーパーサイレントのエンボス加工は好みがわかれるだろうなーと思ったり。
わたしはTOTOのシンプルなもの(エンボス加工がないもの)のほうがいいかな〜。
INAXのエクセラガードシンクも結構好きです。
あとこの水栓!
ななめで水がたまらない設計なのはいいなーと思うのですが,ほかの水栓の選択肢がないのが,ちょっとつまんないかなーと思ったりします。
あ,でもシンクをほかのものにすればいいのかな?
さすがたまたまさん、目の付け所が鋭い。
シンク下収納を確保するために最近排水口は小さくなってきていますね。
このTOTOの排水口だとキャベツの芯が数個入っただけであふれちゃうでしょう(笑)
そんな意味でもボクの目に魅力的に映るのはあのシンクなんだよな〜・・・
うさこさんのご要望にもあるように、
色々なメーカーの色々な部材を自由に組み合わせして
自分好みのキッチンが組めるような、
本当の意味での『システム』キッチンとなうよう、
業界の皆さんには頑張って欲しいとつくづく思います。