2005年09月10日

健康と環境に配慮した住設選び 第8話

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 健康と環境に配慮した住設選び 第8話 ★

≪  ☆☆☆☆の建材を使った室内の濃度を試算する
 
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住設選びを早々にしなければいけない方のために、先週の
記事のコメント欄に、健康への配慮を優先した場合の
具体的な指針を、キッチンを例に載せておきました・・・
 
・・・なのでまだちょっと小難しい話しをさせてもらっちゃおうと
思います。(まだまともに見てくれてる人、いるんでしょうか;笑)
 
今日のお題は先週のつづきで・・・

☆☆☆☆の建材を使った室内の濃度を試算する
 
では「F☆☆☆☆=材料の放散速度」は実際の室内の濃度と
どのような関係にあるのでしょうか?
 
F☆☆☆☆ ⇒ 0.3ppm
 
このデシケーター値と、使用する材料の量=表面積の値を使い
室内のホルムアルデヒド濃度をかなり正確にはじき出せる
計算式
が農林水産省の実験によって知られています。
 
この際だから計算式も紹介しておきますね。
 推定濃度計算式
 
 
 
 
 
C:空気中の濃度(ppm)
D:デシケーター値(mg/L)
Q:1時間当たりの換気量(立法メートル/h)
S:使用する材料の表面積(屐
 t:温度(℃)
h:相対湿度(%)
 
建築基準法では無制限に使用してもよいことになっている
F☆☆☆☆の材料ですが、実際にはどれほど室内空気を
汚しているのでしょうか?
 
この計算式を使ってちょっと試算してみましょう・・・
 

表面が全てF☆☆☆☆仕様の儀殖横毅毅阿離ッチンのある
6畳のダイニングキッチンを考えます。
 
キッチンの表面積を吊戸棚も含めて大雑把に計算すると
(2.55×0.65×0.85)+(2.55×0.45×0.7)=2.21
そして床の仕上げをF☆☆☆☆のフローリングとします。
⇒9.93屐 ΑΑΑ聞膩12.14屐
換気回数を基準となる0.5回とすると換気量約12立法メートル/h
他の条件は気温26℃、相対湿度60%、F☆☆☆☆(0.3ppm)
計算式に当てはめると・・・
 
推定気中濃度=0.037ppmとなりました。
 
指針値(0.08ppm)に比べ半分以下の数値ではあります。
 
この試算では実際には発生している家具やカーテンなどの
備品類からの放散量は考慮していない事にも注意して下さい。
 
しかし条件次第では低くなることも高くなることもあります。
 
室内の定常状態の濃度は、建材の量、建材の放散速度、
温度と湿度、そして換気量の5つの要素と密接に関係して
決定されるのです。
 
建材の量が増え、温度と湿度が上がり、換気が少なくなると
この値は上昇し、その逆の場合は下がります。
 
この5つの要素のうち、温度と湿度は24時間空調を効かせ
ない限りは制御できませんよね

 
ですから建築計画をするにあたり・・・
 
十分な換気量の確保。
 
使う建材の量を減らす。
 
使う建材は放散速度の低い材料を選ぶ。
 
この3つが非常に重要なのです。
 
当たり前じゃないかと決して安易に考えてはいけません。
 
 このうち換気量については、たとえ新築であっても計算上だけは
十分な換気量があっても実際にはうまく機能していないケースも
考えられます。 空気の制御は難しいのです。
 
ましてやリフォームの場合はなおさらで、新規に換気設備を
設置するのは当然
のことと考えましょう。
(改正建築基準法でも義務づけられています。)
 
「ちょっとキッチンを交換するだけだから・・・」
「新しく食器棚を置くだけだから・・・」
「フローリングを一部張り替えるだけだから・・・」
「機械で換気するなんて好きじゃないから・・・」
「24時間付けっぱなしじゃ電気代もバカにならないから・・・」
 
そんな理由で
リフォーム時に換気設備を増設しなかったばかりに
化学物質過敏症が発症してしまうケースが後を絶たない
のです!


次回につづく・・・

 
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