2005年08月16日
タカラ リテラの巻 第3話
≪住まいのショールーム★調査隊 夏休み特番!≫
ナベ:とにかく超タフな素材である事はこれで十分理解できました。
もういいです、次に行きましょう・・・
隊長:ちょっと待って!
いい事ばかりでもないわよ!
ナベ:えっ??
隊長:タフで性能がいいのは認めるけど、選べる色が少ないのよ。
最上位機種の『レミュー』でさえ色の選択枝は7色。他のグレ
ードは6色もしくは5色と、他社に比べて圧倒的に少ないの。
ナベ:なるほど、タフな部分ばかりに目がいってしまい気が付きませ
んでした。他社の主力グレードはたいてい30色以上選べます
からね。多いのは40色以上なんてのもあります。
でも普通、木目調だとかメタル調だとかのシリーズがあって、
その中で7〜8色が一般的では?
隊長:そうね、他社風にいえば扉のシリーズが『ホーロー』1種類
のみってわけ。だからこそ、せめて色ぐらいもう少し選ぶ
楽しみを増やして欲しいの。
もちろんただ色が多ければいいってわけじゃないけれど。
ナベ:でも、うわぐすりの調合とかが難しいんですよ、きっと。
それに面材によって値段がドンドンアップしてしまう他社に
比べてむしろ良心的に僕には思えますけど・・・
隊長:女は色々選びたいものなのよ! それともうひとつ。
ナベ:まだ、なんかあるんですか?
隊長:七宝引手はかわいくて、大好きよ。
機能的にも二重丸だし・・・
ナベ:褒めてるんじゃないですか!(笑)
こちらがホーローキッチン『リテラ』でございます。
ナベ:これが主力価格帯商品のリテラですね。ところでタカラの商品
群ですが、レミュー、ニューエマーユ、リテラ、エーデル、エマー
ユアルファという順にラインナップされています。
隊長:最上位機種のレミューだけは『窯変ホーロー扉』や『デュポン社
のコーリアンカウンター』、『独自形状のひろびろカウンター』等
かなり他グレードより上等な仕様になってるけど・・・
ナベ:それ以外は各グレードごとに少しづつ差はついてますけど、
他社ほどグレード間での違いはないようですね。
隊長:上位グレードから下位グレードまで、中身の差があまりない
のがタカラのラインナップの特徴と言えるかも。
ナベ:じゃ、まずはキャビネットのチェックからスタートしましょう。
引き出し金物はヘティヒ社の金物を使っているようですね。
とくにソフトな動きはしませんから、一般的なタイプです。
隊長:最上位機種のレミューだけブルム社のソフトモーションが採用
されているのね。でもリテラより下のグレードではまだ日本製
の一般的なものが使われているみたいよ・・・
ナベ:今の基準でいえば引き出し金物の性能は不満が出るかも
しれませんね。レミューがソフトモーションなのは当然としても
売れ筋のリテラにもぜひ採用して欲しいところです。
隊長:そうね〜せめてオプション設定ぐらいしてあってもバチは当た
らないと思うわ(笑)やっぱりタカラって他社動向には疎いわ。
それより引き出しの内部はどうなのかしら?
ナベ:う〜ん、見れば見るほどホーローですね(笑)引き出しが全部
ホーロー製なのは想定範囲内でしたけど、小引き出しの内部、
トレーまでホーローです。
隊長:細かいところまでこだわってるわね!
ナベ:隊長、こっちに引き出しとカウンターを取り払った「素のベース
キャビネット」が展示されていますよ。
隊長:ひっくり返して裏側まで見れるようになってるわね・・・
ナベ:おーー、こりゃ徹底してるな〜。ベースキャビネットの裏の裏、
隅の隅までホーローなんだ。 ほとんどの部材がホーローで
できている、まさにホーローキッチンですね。
隊長:そうね、本体のベースキャビネットに限って言えばね・・・
ナベ:えっ?!
・・・・・・どういうことですか?
次回に続く・・・